新宅加奈子さん個展「I'm still alive」に行ってきたよ!

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先日、知人のアーティスト新宅 加奈子さんの個展が開かれていたのでみにいってきました〜!

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新宅 加奈子さんとは??

 時々私は裸になって絵の具を全身に纏います。

皮膚の上で混ざり合う絵の具は、私が私である事を超え、人間という身体を持った存在である事も忘れさせます。

それは単なる欲求うや衝動ではなく、自分が自分として生きていく為に必要な行いとして始まりました。

むしろ、儀式のようなものだったのかもしれません。

私の日常のなかで現実感が希薄になり、放っておくと、「今ここにいる」という実感が徐々に失われていき、その恐怖で、私の心身は硬直してしまう事があります。

その為、私はこの儀式を繰り返す事により、そのような恐怖を取り除き、そして確かに生きている事を確認しているのです。

 
 

Shintaku Kanako -solo exhibition-

現在6月26日〜7月1日にかけて、京都市東山地区にあるギャラリーKUNST ARZTにて個展が開かれています。

 
7月1日にはトークショーもあるのですが、残念なことに僕は仕事で行けないので6月28日に行ってきました!
 
 

まるで新しいアートに出会ったよう

入り口から入ると、まずこれまでの作品の写真展示のコーナーがあり、様々なポーズや絵の具の質感、写真特有の焦点の合わせ方などから彼女のアートに魅せられます。
 
そして、奥に行くとそこには絵の具を全身に身に纏う新宅さん自身がいました!!
 
そこは、なんというか、とても不思議な空間が存在している感じでした。
いつもなら「新宅さん」と声をかけられるはずのその人が、今は一つのアート作品としてそこにいるーまるで全然違う雰囲気にまず驚かされました。
それに、目の前にいるのはアーティストそのものでありかつアート作品でもある。さっきまで写真で見ていた光景が目の前のリアルな場で拡がっている。
この奇妙な感覚は、これまで持っていた自分なりのアートへの感覚が一つ上塗りされたような感じでした。
 
鑑賞後、会場近くの小川を眺めながら、ぼんやりブログの内容などを考えた1日でした。
 
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==追記==
記事の公開日と展覧会の時期が違うのは、僕が更新怠っていたからです^^;
9月末にもグループ展が開催されるそうなので、興味のある人は是非足を運んでみてください〜